25年を経た今も、Purinaの画期的な寿命研究が犬の適正体重に関する対話を導く

米国ミズーリ州セントルイス — 2026年10月12日 — 痩せた体型を維持することの重要性と寿命延長との直接的な関連を示した画期的なPurina寿命研究の25周年にあたり、Purina Instituteは、犬の適正体重と長寿に対する獣医療関係者の考え方に今なお影響を与え続ける研究成果を振り返ります。

14年間にわたるPurina寿命研究では、子犬期から生涯を通じて痩せた体型を維持したラブラドール・レトリーバーは、体重がより重い対応する同腹犬と比較して、寿命の中央値が1.8年長く、慢性疾患に対する治療が必要となるまでの期間も長いことが示されました。1,2

Purina寿命研究は、獣医療における最も影響力のある縦断的栄養研究の一つであり、犬を生涯にわたって追跡した世界初の食事研究です。1,2 本研究では、7腹から生まれた48頭のラブラドール・レトリーバーを生涯にわたり追跡しました。対応する同腹犬には同じ総合栄養食を給与しましたが、各ペアの一方には痩せた体型の維持を目的として、もう一方の同腹犬より25%少ない量を給与し、もう一方を対照群としました。1,2

痩せた体型を維持するよう給餌された犬は、対照群のラブラドール・レトリーバーと比べて寿命の中央値が15%延長しました。

痩せた体型を維持するよう給餌された犬は、対照群のラブラドール・レトリーバーと比べて寿命の中央値が15%延長しました。

主な研究成果:

  • 摂取量を抑えて痩せた体型を維持した犬の寿命中央値は13.0年で、対照群の11.2年と比較して1.8年、すなわち15%延長しました。1,2
  • 加齢に伴う慢性疾患の治療が必要となった年齢は、痩せた体型を維持した犬で12.0歳、対照群で9.9歳であり、前者の方が遅いことが示されました。1,2
  • 8歳時点で、股関節、肩関節、肘関節、膝関節のうち2~3関節に変形性関節症が認められた犬の割合は、痩せた体型を維持した群では10%であったのに対し、対照群では77%でした。2

本研究は現在も新たな知見を生み出しています。研究者らは、この縦断データを用いて、生物学的年齢の推定ならびに犬の健康状態の推移と死亡リスクの予測に役立つ可能性のある、生物学的時計と臨床指標を開発・検証しました。3

Nestlé Purina PetCare Global Research & DevelopmentのBrittany Vester Boler博士は、次のように述べています。「Purina寿命研究は、質の高い長期研究に対する私たちのコミットメントを示すものです。この研究のデータと検体は、犬の健康的な加齢に関する新たな問いを立て、その答えを見いだすうえで、今なお役立っています。」

日常的なボディコンディションスコアの評価と栄養カウンセリングにより、適正体重の維持を予防医療の一環として取り入れることができます。Purinaの9段階ボディコンディションシステムは、獣医療チームと飼い主が犬のボディコンディションを評価し、理想的なスコアである4~5を目標とする際に役立ちます。1,2

ミネソタ大学獣医学部のJulie A. Churchill(DVM, PhD, DACVIM[SAIM and Nutrition])は、次のように述べています。「Purina寿命研究は、私の獣医療の実践と教育のあり方に大きな影響を与えてきました。私はこの研究成果を日々の診療に取り入れ、毎日、飼い主の方々にお伝えしています。メッセージはシンプルですが、非常に重要です。ペットが引き締まった痩せた体型を維持できるように給与することは、より長く健康に生きることを支えます。」

詳細はこちら:犬を対象とした14年間の寿命研究 | Purina Institute。

Nestlé Purina PetCare Global R&Dは、研究、イノベーション、協働を通じてペット栄養科学を推進し、世界中のペットの健康とウェルビーイングの向上に取り組んでいます。

Purina Instituteについて
Purina Instituteは、栄養科学を、獣医療関係者が患者のために臨床現場で活用できる実践的な情報へと転換することに取り組んでいます。充実したオンラインリソース、刊行物、科学プログラムを通じて、獣医師および動物医療チームのメンバーが、ペットのより長く健やかな生涯を支えるために必要な、偏りのない科学的根拠に基づく情報を得られるよう支援しています。

参考文献

1. Kealy, R. D., et al. (2002). Effects of diet restriction on life span and age-related changes in dogs. Journal of the American Veterinary Medical Association, 220(9), 1315–1320. doi.org/10.2460/javma.2002.220.1315

2. Lawler, D. F., et al. (2008). Diet restriction and ageing in the dog: Major observations over two decades. British Journal of Nutrition, 99(4), 793–805. doi.org/10.1017/S0007114507871686

3. Herzig, S., et al. (2025). A biological age based on common clinical markers predicts health trajectory and mortality risk in dogs. GeroScience, 47(1), 45–59. doi.org/10.1007/s11357-024-01352-4

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